PLAMOS

『ロボット』・『社会インフラ』 分野の樹脂部品開発をサポートします。

よくあるご相談事例

成形品の劣化評価

成形品の劣化が心配

成形品の劣化が心配なら、樹脂材料メーカーの知見・ノウハウ・データを活かし、
総合的な検討・最適なアドバイスを行うPLAMOSへ

試作段階/耐久試験時の樹脂部品破損、量産品の市場での破損問題は、頭の痛い問題です。「弱かったから単に補強しましょう」などの安易な対策では、有効な対策とならないことが多々あります。

●製品が破壊・破損に至る状況・主な原因は、以下のように色々あります。

  1. 設計時想定以上の負荷が加わった時
  2. 想定外の環境(温度・湿度・光・薬品類・ガス・他)で使用された時
  3. 設計時のスペック設定が甘く、設計強度が不足していた時
  4. 設計時の材料選定が不適当な時
  5. 成形時の不具合により樹脂材料が劣化していたり、成形品の重要部位にウェルドボイドなどの欠陥が発生していた時

●破壊・破損部品の樹脂材料そのものに劣化が発生していないか、その判定は簡単には行えません。 樹脂材料そのものを評価する場合と異なり、実際の商品(部品)では、形状・大きさも様々で、規格で定められたような最適な試験片を用いた標準的評価は、困難なものとなっています。

●代表的な部品の劣化有無の評価には、化学的分析、物理的な評価、表面観察などの方法があります。 熱、紫外線、薬品類、熱水などの影響により樹脂の劣化が発生した場合、一般的には分子量低下が発生します。比較的簡単なその判定方法として、MI値の測定確認、表面のSEM観察等の方法があります。 その他、溶融粘度測定、末端基分析、粘弾性測定、分子量測定、簡易剪断強度の評価などもあります。

PLAMOSでは、部品の樹脂材料そのものの劣化評価も受託いたしますが、製品情報・使用状況・破損発生状況・製造条件等の詳しい状況などを確認をさせていただいた後、 樹脂材料メーカーの知見・ノウハウを活かした総合的な検討を行い、最適な評価試験(破面解析、高次構造観察、非破壊内部構造観察など)、最も効果のある効率的な方法の提案を致します。

化学分析では、どのような分析法で何を求めるのか、分析前にそれを絞り込むほど、早く、安価に対応できます。出来る限り詳しい関連情報とご要望を記載し、見積依頼を行ってください。