PLAMOS

『ロボット』・『社会インフラ』 分野の樹脂部品開発をサポートします。

よくあるご相談事例

歯車の精度測定

樹脂歯車のJIS精度・JGMA精度・形状プロファイルを測定したい

高度な樹脂歯車の精度測定に対応します

POMなどのエンプラを用いて成形された樹脂製歯車は、カラーコピー機に代表されるような、非常に高い精度が要求される部品にも使用されています。

印字ムラなどを無くすために、最近では歯車精度等級1〜2級程度を要求されるケースが増えてきています。測定装置と測定に熟達した技能者がいれば、歯車等級、各緒元項目の誤差状況は評価可能です。しかし、その歯車がどのような収縮挙動を示し、更に金型、成形条件、 材料特性などを理解した上で、問題点に対する対策の方向付けを行う事は、かなり難しいことです。

  • 以前は、基準となる超高精度なマスターギアと測定対象歯車をかみ合わせ、回転させた時のその軸間距離の変動を計測し、 その程度によって等級を定めたJGMA精度が一般的な歯車精度の基準でした。
    最近では、歯車の歯型そのものを細かく測定するJIS精度が主流となってきています。更に単一の歯車でもその形状を立体的に見た場合、 その円筒の端面近傍と中心付近では外径・真円度・振れなどが変化しています。
    その測定には真円度測定機などを用います。
  • 歯車は単に形状面での精度が高いだけではなく、実際の使用条件での回転伝達精度が良いことが最も重要となります。 回転伝達精度を向上させるためには形状精度の良さに加え、使用環境・使用条件(回転数・トルク)に於ける歯車の剛性と共振等の振動特性の解析なども重要となってきます。
    回転伝達精度の測定と解析には、専用の特殊測定機が必要となります。
  • ご要望に応じ、各種歯車の精度測定に対応します。また、単なる精度測定にとどまらず、材料選定、成形条件、製品形状、金型仕様等に関する検討とアドバイスを行うことも可能です。

貴社よりの見積依頼情報を基に、ご要望に最適な取組み提案と、その委託業務に関する見積を、提示させて頂きます。