よくあるご相談事例

真空注型

注型品を作成したい

「光造形では作りきれない」「試作金型作成には時間がかかりすぎる」その時には真空注型にて試作品作成を

最も要求品質の厳しい樹脂製品では、成形時に使用する樹脂材料はバージン材料のみで、クリーンルームでの成形を行う指定があったりしますが、 一般的な製品では、ランナー等の再生材料混合使用の上限比率が定められ、使用可能となっている場合もあります。 しかし、破砕材料設備・破砕方法・材料の取扱い管理に問題があると、異物の混入・異材料の混入が発生することもあります。

異物の混入は、一般的なものであれば目視検査で確認できますが、異材料の混入があり特にその混入量が少ない場合には、 その混入物質(材料)の特定は非常に難しくなる場合があります。一般に異材料が混入した場合、シルバーマーク状外観、マーブル模様、剥離等の成形不良現象が出てきます。 更に物性面(機械的特性)の低下等により、製品の市場での破壊・損傷トラブルを招くこともあります。

●製造工程の概要●
真空注型法は、光造形等で作成した基本モデルをもとに、シリコン等で基本モデルを封入固化させ、その基本モデルを除去した部分で注型用金型を作成します。 真空槽の中で注型用金型にウレタン系樹脂・エポキシ樹脂などを流し込み、固化後取り出す方法です。

●真空注型方のメリット●
必要とする試作品の数量が少なく(30個以下)、基本構造部分からの掘り込み(深いリブ・ボスなど)が少なく、一般的な寸法精度で良い場合は、真空注型法に適しています。 他の方法と比較し、短納期で安価な試作品作成が可能です。

●注意点・デメリット●
作成可能な樹脂材料限定されているため、その試作品は本来の樹脂材料での機能・性能評価が行えない。(意匠形状デザイン面の確認は可能)

  1. 1つのシリコン型で注型できる数量が少ない
  2. 使用できる樹脂が限定されている
  3. 製品部の型素材が柔らかいため、高精度の寸法が出ない。
  4. 表面にシボ加工などの処理が行えない。
  5. 複雑なアンダーカット構造の作り込みは困難
  6. 設計変更があり部分的な修正が必要となった場合、マスターモデル・金型の作り変えが必要となる
  7. 反り変形、その他の成形不具合・問題点の把握が困難

■真空注型法の設備

■真空注型法の完成品

試作品の使用目的、その他のご要望も含め、PLAMOS見積もりフォームを使用し、見積依頼を行ってください。最適提案を詳細見積に記載し、ご提案いたします。